山笑う芽吹きの季節、別荘のように寛ぐ
こごみ、山うど、蕗の薹。山々からの贈り物。 決してメインではないけれど、旬を彩る大切な脇役。 今夜も料理長のセンスが光る創作料理に舌鼓。 まるでコンサートの選曲のような料理の流れは、一曲目の先付けでその日のテーマを感じさせる。 春蘭 …>続きを読む
赤いうさぎの森、源泉100%掛け流しの湯。
この冬一番の寒波が訪れて札幌は-12度だという。東京も雪がちらほら。スーパービュー踊り子号に飛び乗り2時間強で着く城ヶ崎の隠れ宿は、河津桜が7分咲きという知らせ。車窓から眺める相模湾は曇り空。少し風が強いようだ。   宿の玄関先で…>続きを読む
城ヶ崎の春はひとあし早い
日中汗ばむほどの陽気かと思うと、翌朝はちょっと首をすくめるほど肌寒かったり。三寒四温というけれど、2月の初め。春はまだ先。 都会の喧騒を逃れて伊豆高原へ。森の木々に囲まれた花吹雪の庭には、ひとあし先の春が。花や草木は季節を感じて春の装いに衣替えを始…>続きを読む
夏の日本酒ー日高見「弥助」
日高見―(純米吟醸 日本酒度+4) 創業文久元年(1861年)、港町石巻の銘蔵平考酒造が醸す芳醇辛口純米吟醸。 和食界において、辛口と言えば「日高見」とさえ言われる銘柄です。 …>続きを読む