山のフカヒレ、天然ムキタケ。とろりとした食感に舌鼓
天城の山に自生しているきのこは旬が短く、お目にかかれるのはほんの一時。特に今年は記録的な夏の猛暑で山の自然にも異変が。天然キノコは収穫量が例年を大幅に下回っているという。 昨年、この時期に訪れた時には、天然きのこのご飯、「おこわ」に出会えた。…>続きを読む
おすすめ散策コース「池盆地の田園風景」
花吹雪から車で8分。知る人ぞ知る散策コース「池」。 「池」と言っても池があるわけではなく、以前は池だった盆地の地名が「池」。 4000年前に大室山が噴火して、流れ出した溶岩が深い渓谷に流れ込んで堰き止め、カルデラ湖ができた。今は静かな田園地帯で…>続きを読む
炙り〆梭子魚の棒寿司、皮目が香ばしい太刀魚、走りの甘鯛
秋のメニューが始まった。涼しげな夏のメニューに変わって、相模湾で揚がった軽く脂の乗った魚や旨みを感じる素材でグッと落ち着きのある彩りに。 「梭子魚の焼き食い一升飯」という諺をご存じだろうか。スマホ社会では影をひそめつつある「諺」であるが、…>続きを読む
伊豆高原に移住する?
伊豆高原は国立公園の森林と相模湾の海を見下ろす風光明媚な土地柄。実はとても風通しが良い地域で夏は涼しく感じられる。冬は温暖であるため、雪も降らず、一年を通じて過ごしやすい。 別荘感覚で花吹雪を何度も訪れるうちに風景に安心感を覚え、馴染みのカフ…>続きを読む
初夏の味覚、甘唐のムースとスズキのオランダ煮
今年も猛暑がやってきた。日本上空は記録的な暖気に覆われ、全国でも最高気温を記録するのは海のない内陸地域が多かった。ところが今年は静岡県静岡市が全国一の気温を記録。市内の風向きが大きく影響したのが理由だそうだ。 伊豆高原は豊かな国有林が暑さを和らげ…>続きを読む
和精油の魅力、静岡原産の太田ポンカン精油とは
柑橘系の西洋精油は、花から香りを抽出するネロリ、果実の皮から抽出するオレンジ、レモン、ベルガモットなどがポピュラーではないだろうか。 ヨーロッパの自然療法アロマセラピーでは、シトラスの爽やかな香りは気持ちを和らげ、リラックスできる効果があるとされ…>続きを読む
静岡県産鰻の白焼き、紅姫あまご燻製炊き込み御飯
倶楽部ハウスで夕食の席に案内され、席に着くとその日の「長七お献立」が置かれている。これからいただく料理が記されているメニューを確認するのも楽しみのひとつ。大切なおもてなしのペーパーアイテムだ。先付から始まる献立を目で追うだけで今日のお酒が美味くなる…>続きを読む
花吹雪の新しい宿泊棟「万葉の棟」特集
5月にオープンした別館・万葉の棟は、倶楽部ハウスと道を挟んだ向かい側の森の中に佇む宿泊棟。低木から高木まで豊かに茂る小さな森は、小鳥の囀りと、木漏れ日の温もりが心地よい。木立を抜けていく径には、染井吉野、山桜、紅葉など四季を楽しめそうな木々。柔らか…>続きを読む
金目鯛桜葉〆、八重桜と天城山葵のソルベ
小彼岸桜の満開を迎える頃には、貝や春野菜など旬の恵みがふんだんにあしらわれて夕餉の献立も随分春を装ってくる。 八寸:蕗と蕗の薹の白和え、地物黒鯛の昆布〆小袖寿司、天城産山葵の三杯酢、静岡県産ばい貝の旨煮、蛍烏賊とたらの芽の芥子酢味噌掛け 大人の…>続きを読む
伊豆高原の春だより「染井吉野と小彼岸桜の競演」
伊豆高原の桜前線は、3月に入って予想外の寒さに停滞していた。 晦日になってまるで手のひらを返した様に汗ばむほどの真夏日となり、花吹雪では日本の色棟前の染井吉野と森の園の小彼岸桜が一気に満開となった。こんな日に滞在できるとはなんとも幸運である。 …>続きを読む